おはなし会に、心を込めて。 [おはなし会]
今年度、びいどろやのおはなし会活動は
保育園３ヶ所×３回、小学校３ヶ所×１回、児童館２回、その他イベント２回、
という具合で、１つ終われば次・・・・・と追われるように過ごしてきました。
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今回の話は、毎年秋に行っている小学校でのおはなし会のこと。
今年は事情により、秋に始まり３校目は冬真っ只中での開催となって
しまいました。
だから、プログラムボードも
秋バージョンから 冬バージョンへ作り替え。
使う絵本も季節に合わせて差し替えました。
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では、びいどろやのおはなし会『ことのは』、始まり始まり♪
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◆３つのおねがい 〈全学年向け〉
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※これはちょこっと小道具を使った『語り』スタイルで。
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『昔々あるところに、おじいさんとおばあさんが仲良く暮らしていました・・・・・』
『・・・・・そこへこびとが現れ・・・・・』
と、お風呂スポンジに軍手帽子のこびと登場。
くちパクパクさせると低学年あたりは大喜びです。（＾＾）
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おじいさんが「でっかいソーセージが食べたい」とつぶやくと、こびとが願いを
叶えてくれて・・・・・
↑でっかいソーセージ登場。
それが鼻にくっついてしまい・・・・・
ここからは迫真の演技ね。（￣▽￣？）
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最後はソーセージが取れてめでたしめでたし・・・・・風船バンッッ=3
・・・割って子供達の期待に応えるのも大事。（＾ー＾）
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◆大型絵本『いただきバス』／『もちづきくん』
〈１～４年向け〉
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こちらは『いただきバス』。だじゃれバスでりんごを食べにしゅっぱーつ！なお話。
１，２校目はこれを読みましたが、３校目は１月になってしまったので・・・・・
こちらの『もちづきくん』を読みました。猫の手も借りてお餅を配るぞー！なお話。
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どちらも絵が楽しく、夢のあるお話です。
- 作者: 藤本 ともひこ
- 出版社/メーカー: 鈴木出版
- 発売日: 2005/09
- メディア: 大型本
- 作者: 中川 ひろたか
- 出版社/メーカー: チャイルド本社
- 発売日: 2009/11
- メディア: 大型本
絵本を食い入るように見つめる子供達の瞳って、いつ見てもいいねぇ。
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◆外郎売（ういろううり） 〈５～６年向け〉
これは、私が春から通っている（朗読の）学校での教材の一つなのですが、
歌舞伎の口上の一つで、アナウンサーや俳優の卵さん達が滑舌練習に
これを覚えて練習するそうです。
早口言葉を含んだ５分近い長ゼリフ。これを一気にまくしたてます。
一気にまくしたて中。
途中間違えたり声がうわずったり、一瞬記憶が飛んだりで、
まともだったのは３校中１校だねぇ。（－－；）
自分でハードルを上げて自滅したとも言えますが、
これをやったのには訳があります。
以前読み聞かせの講習で、講師の方がおっしゃっていました。
「おはなし会グループの中には“おばさんの発表会”と化しているところも
ある。自分達のストレス発散に子供を使うな。」と。
・・・・・ううぅ。耳の痛い話。（＋＋；）
いや、もちろんそんなつもりでやってる訳ではないんですけど、
はたから見るとそう見えるのかもしれない。
だから、自分にあえて課題を課しました。これは私の意地でした。
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結果的には完璧ではありませんでしたが、意外に子供達からの反響が
大きかったので、何かしら伝わったように思えます。
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◆パネルシアター『アブラカタブラ』 〈全学年向け〉
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二人の魔法使いが登場。
いや、一人は魔法使い、もう一人は入りたての“弟子”。
あ、どちらが弟子か分かりますよね？何となくメキシカンなほうです・・・・・。
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この魔法使い達が呪文をかけると、何かがあるものに替わるのです。
それを子供達に当ててもらう、という趣向。
牛乳と卵と小麦粉に呪文をかけると・・・・ ホットケーキに♪
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「ん」とか、クマとかを・・・・・ こんなのに♪
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くちが３つ。これは何になるでしょ～～～？
くちが１０個。これはどうでしょ～～～？
弟子が呪文をかけると、おかしなことになったりします。
んー。しっぱい。
くちが３つで『品』。１０個で『田』または『古』。
↑この、大きなくちが４つ、は・・・・・『器』が正解。
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ね？平和でしょ？（＾▽＾）
学年に合わせていろいろネタを用意しました。例えば・・・・・
『十・月・十・日・十・日』この６つの字を組み合わせて、ある熟語に変身
させます。分かった子に前へ出てきて答えてもらいました。
これは、『早朝』が答えですよ♪
子供の頭は実に柔らかで、すぐに分かってしまいます。
こんなのを数種類、他には象形文字をいくつか。
これが何の字に変身するかというと・・・・・
答えは『明』。月明かり（右側）が、窓（左側）から差し込む様子から、
この字が出来たんですって。風流ですねぇ。
子供達はどの学年も楽しんで参加してくれました。
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◆朗読『たいせつなあなたへ』 〈全学年向け〉
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今回のおはなし会では、どうしても盛り込みたいものがありました。
大震災が起きて、大切な人や生活の基盤を奪われた多くの人達が、
今日も彼の地で暮らしています。
その一方で、いじめを苦に自殺する子供が後を絶たないという、
今の日本の現実があります。
子供達に伝えたいことが山ほどあります。
でも、その中で一番シンプルなメッセージは、
『あなたがそこにいてくれるだけでいいんだよ』ということ。
普段おはなし会では意図を持って企画することなどありませんが、
今回だけは特別に、そんな思いをぎゅぎゅっと込めました。
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たいせつな あなたへ あなたが うまれるまでの こと (講談社の翻訳絵本)
- 作者: サンドラ・ポワロ-シェリフ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本
後で子供達からいただいた感想には、
『自分が生まれる前も、こんな風に思われていたのかなと思った』とか、
『これから生まれてくる弟か妹のことを思った』など、
彼らなりの感受性で受け止めてくれたことがうかがえ、胸が熱くなりました。
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◆表情人形劇『さるじぞう』 〈全学年向け〉
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働き者のじさまが寝ていると
そこへさるが現れて
おじぞうさまと勘違い！
「こんなとこではもったいねぇ」
「川向うへひっこしさせべぇ！」
♪さるのぴんのこ濡らしても、地蔵のぴんのこ濡ぅらすな・・・♪
さる達はおかしな歌を歌いながら、じさまを運びます。
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じさまはたくさんのお供え物にびっくり！
・・・そこへ隣のじさまがやってきて・・・
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・・・・・という感じに最後は楽しく盛り上がって、
おはなし会は、これでおしまい。
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◆（おまけ） 紙芝居『おひゃくしょうとえんまさま』
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２校目はメンバーの緊急入院のため、人形劇が出来なくなりました。
そこで急きょ紙芝居を行いました。
おひゃくしょうとえんまさま (紙芝居ベストセレクション 第2集)
- 作者: 君島 久子
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1973/11/01
- メディア: 大型本
人形劇が見せられず申し訳ないので、代わりにこれを精一杯演じたところ、
これはこれで子供達がとても喜んでくれました。
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全体的に、今回の構成は自分達でも納得のいくものになったと思っています。
いつもこうだといいんですけどね。
これからも、迷い迷いやっていくのでしょう。（＾＾）
どのお話も面白そう！
ワクワクドキドキ 子供達の表情が目に浮かびます♪
おサルさん 可愛い！
でも おサルさんになるの勇気がいるなぁ～(@^^)/~~~
by tsuyopon (2013-03-16 15:56)
お久し・・・の間に、ボクちゃんお受験して、小学校も卒業して・・
私の読み聞かせボラも悩んだけど、卒業しました・・；
うーん（TT)でも、この記事読んじゃうと・・・やっぱやりたいなぁ・・・
楽しいよねぇ。子供の反応見てると♪
うーん・・・・ちょっとまた考えちゃうなぁ・・・。
by のの (2013-04-01 22:44)
ご無沙汰しているうちに、すっかり季節が変わってしまいました。
いつもいつもご返事が遅く申し訳ありません。
☆tsuyoponさんへ
ありがとうございます（＾＾）
え？おサルになってみたい？？（￣▽￣？）
案外すぐ馴染むから大丈夫！
私たちは練習の合間、うっかりサルのまま会話しますけど、普通にサルの手を操って話す自分にビックリ。（＾▽＾）=3
☆ののさんへ
ありがとうございます（＾＾）
遅くなりましたが、入学おめでとうございます♪
あ、うちもか。でも受験はしませんでした（＾＾；）
そっか、ののさん“卒業”したんだね。
寂しいなぁ・・・・・少ーしお休みして、気が向いたらまた戻ってみてもいいんじゃない？（￣ー￣）
☆ぽんこさん、あんぱんち～さんへ
niceありがとうございます（＾＾）
by にょろキー (2013-04-23 13:53)