びいどろやのおはなし会報告 [おはなし会]
このところの最低気温は-5℃前後と、連日冷え込んでおります。
雪はまだ一度もまともに降ってないんだけどね。
そんなもんで、灯油が飛ぶように使われております。
灯油も今やガソリン並みに高くてね・・・そもそも電気より安いから
毎回重たいポリタンクを運ぶ苦労を受け入れてきたのにさ、
なんだよもーー。
はぁーー、文句言ってやったぞ。( ̄▽ ̄?)
てなわけで、年をまたいでしまいましたが、
昨年11~12月にかけ町内3つの小学校を回ったおはなし会の
レポートの巻でございます。
今回は『よ~く見ると・・・』というテーマでプログラムを構成。
1・2年/3・4年/5・6年の3回に分けて、2、4、5時間目という
具合に時間をいただいて行いました。内容は全学年共通です。
①みんなで『のはらうた』
まずはみんなで声を出してリラックス、ということで、
詩集『のはらうた』からリズミカルで楽しい1篇をみんなで読みました。
写真中央の1人が1行読んだらみんなで復唱。両端の黒い服の2人が
子供たちをサポートしています。
②ポンチョシアター『ふるやのもり』
2つ前の記事でご紹介したポンチョシアターです。
後で子供たちの感想を読んだら、「服で話をして面白かった」という
ものが多くありました。
そうか、子供たちから見るとこれは服なんだね。(^^;)
子供たちはどの学校でも100%食い入るように見てくれました。
おかげでとても緊張して、セリフが飛ばないよう、集中を切らさないよう
最後まで語るのが難しかったほどです。
③消えた?!どらやきのゆくえ
これはモンタージュクイズです。まず最初に寸劇をやり、どらやき窃盗
事件の犯人の似顔絵をみんなで作るというもの。
刑事に扮し、捜査を子供たちに手伝ってもらいます。
びいどろ警察手帳や顔パーツ数十種など、捜査に必要なものを用意。
もちろんおやくそくのちょんまげヅラとか変顔系パーツも豊富に取り揃えて
おいたため、クラスによっては犯人なんかどうでもよくて、変顔作りに夢中に
なっちゃうことも。でもそれもアリです。みんなでワッとエネルギーを発散
してもらうのが狙いなんです。
答え合わせ。子供たちの観察眼には本当に驚かされます。
ちなみににょろキーも「けんばんデカ」として捜査をサポート。
『太陽に吠えろ』テーマソングで盛り上げました。
④大型絵本『きょうりゅうのおおきさ』
今回選んだのは恐竜の大型絵本。こういうのは大型映えしますし、
何より聞き手の年齢を問いません。
子供たちの感想を読むと、恐竜好きは男女問わず結構いるようです。
あらためて先入観なく本を選ぶことの大切さを感じます。
⑤人形劇『かっぱのてがみ』
今回の劇では、ナレーションと効果音を舞台隅で行う演出にしました。
はじまりはじまり~。
漁師ぎへいさんのもとにある日かっぱが現れます。
端っこで抱えているふるいには小豆が入っています。ザザザーッ
びいどろや店長、かっぱに扮し登場。漁師に手紙を託します。
ちなみに後日子供たちの手紙で、多くの子供が店長をかっぱと認識せず
カエルが手紙を持ってきたと思っていたことが判明!!わははっ
手紙を届けに海へ漕ぎ出すぎへいさん。
海の怪物くろべえどん(左側の緑のもさもさした人)にビビる!
ラストシーン。無数のかっぱが現れて、ぎへいさんの船に魚を放り込みます。
写真はありませんが、このあと以前の記事でお見せしたミニかっぱ達と
紙粘土製のお魚たちが出てきてラストを飾ります。
めでたしめでたし。
という感じで、細かいミスやアクシデントはありながらも、無事終える
ことができました。
今回、3番目のモンタージュクイズで盛り上がりすぎて先生の目が怖い
かも(一応授業の一環なわけですからね)・・・と心配しましたが、
結果的にはその発散が功を奏し、どの学年・どの学校でも高い集中力で
子供たちが最後まで見てくれました。
逆に集中と引き換えに私たちが受け止めるべき彼らのエネルギーとは
ここまですごいのかと、本当に驚いたほどです。
来年以降もこれでは、私たち、10年先、もつだろうか。
まぁとりあえずは無事終わってほっとしました。次は来月の保育園での
お楽しみ会です。今回の内容をやや変えて持っていく予定です。
ではまた♪