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本番迫る、の風景〈その1〉 [おはなし会]

すっかりご無沙汰してしまいましたね。

にょろキーは元気にやっております。

秋の到来とともに切羽詰まった日々が始まりまして、気づくともう

カレンダーがペラペラですよ。

と言いますのも、

『びいどろや』の小学校おはなし会があったもので。

例年通り町内3つの小学校を回り、全学年を2~3ブロックに分け、

各校一日がかりでおはなし会をやります。現在2校終えたところ。

こんなにギリギリな年は今までになかった・・・・・危なかった。

本番数日前まで小道具作りが終わらないなんて。

あんまり胃がキリキリする日々を過ごしたので、来週はメンバーと

仲良く胃の内視鏡検査に行く予定。( ̄▽ ̄;)

というわけで、今回はその準備風景を。

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その1。人形劇の小道具作りの様子です。

今年のおはなし会の隠れコンセプトは「ガラクタ劇場」。

身の回りのあんなモノやこんなモノをあれこれ使っています。

いちじく1.jpg いちじくの木。

幹の部分は、ちょっと分かりにくいかな、新聞紙をくしゃくしゃに

して貼り付けています。葉や実は保育園でもらったカラー不織布で。

いちじく2.jpg



続いて段ボールや紙皿、その他もろもろで作る妙なもの。

さる1.jpg

さる2.jpg

さる3.jpg ちょっとずつ形になってきました。

さる4.jpg

さる5.jpg

さる6.jpg

完成。おさるです。このおさるはね、

さる7.jpgさる8.jpg

口が動くのでございます。我ながらキュートであります。

さる9.jpgさる10.jpg

腕も自在に操れるよう、関節部分を試行錯誤。

さる11.jpg ね?キュートでしょ。(^^)

最近左右色の違う靴履くのって流行ってるからね。

さる界のトレンドリーダーと呼びたい。



続いては、これまた我ながらよくできた鳥で・・・・・

とり1.jpg

だってね、

とり2.jpg

ちゃんと羽ばたくんだから。




ワニ1.jpg

こりゃまたどこのご家庭でも目にするアレですね。

ワニ2.jpg スプレーで着色して・・・・・

ワニ3.jpg

お弁当のおかずを入れるシリコンカップやラップの芯なども。

長い試行錯誤の末に・・・・・

ワニ5.jpgワニ6.jpg

めおとワニが完成しました。

あり得ない色でごめんなさい。シリコンカップの色に合わせて

しまったの。だってシリコンって着色できないんだもん。

だから、黄色が夫、ピンクが妻ということで♪



ワニ7.jpg 口パクパク仕様

ワニ8.jpg ああ我ながらうるわしい。

なぜ目をシリコンカップにしたかと言いますとね、

ワニ9.jpg

ワニ10.jpg

ワニ11.jpg

とまあ表情が出せるので。裏から透明のひも(=細い結束タイ)で

つって操ります。

ワニ12.jpg

ワニ13.jpg

尾もぷりぷり動きますよ。水平方向にだけ動く仕組みには

割と難儀しました。何しろ繊細な卵パックが相手なのでね。



ヘビ1.jpg

あえて色を着けません。分かりやすさ第一。 

ヘビ2.jpg

簡単なようですがね、舌がだらーんとならないように何の素材で

作るかとか、割と悩んだりしてます。



岸1.jpg岸2.jpg

これも保育園でもらった資材や包装紙、園芸用のワイヤーで。

岸3.jpg こんな感じになりました。

その他にもこまごまと、当初の予定を大幅に超える時間を

製作に費やしてしまいました。結局、劇の練習に充てられた

のはたった2週間ほど。ま、まずい・・・・・。

いつもこんな調子ですけどね。



ところで、「ガラクタ劇場」にしたのには理由があってね、

もちろん私たちボランティアにはお金がない、というのも1つ。

でも何より子供達に「あれなら自分にも出来る」「やってみたい」

と思ってもらいたくてね。

『びいどろや』では絵本や紙芝居ももちろん扱いますが、

その物語に一番合った表現は何だろうと考え、既存の形にとらわれ

ない表現方法をみんなで練ります。そこにけっこうな時間を割くの

ですが、その過程がとてもしんどく、とても面白い。

絵本の読み聞かせ1つとっても、同じ絵本を違う人が読めば違う

ニュアンスになりますよね。そこには読み手の色、もっと言うと

生きざまが加味されるわけで、立派な自己表現と言えるんです。

よく読み聞かせの講習会では色を付けるなと言われますけどね。

もちろん著者への敬意を払い、不自然な演出は排除しなくては

いけませんよ。でも生きざまが投影されるのは自然なこと。

だから、いろいろな人が子供達に働きかけることが大切なんだと

思います。

そして私たちは、その自己表現の全ての過程に大きなやりがいを

感じてとりこになってるわけです。

自己表現の手段をたくさん持てば持つほど、人生は豊かで楽しい

ものになる。だから、子供達の内なるものを引き出すきっかけの

1つになればいい。その思いがガラクタ劇場という形で結実・・・・・。



まぁ御託を並べた挙句がガラクタなんで、もうなんなんだかね。

いいのいいの、狙いは狙いとして、子供達には自由に観てもらえればね。



長くなりすぎました。続きはその2でね。


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