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初春、サル、ケル。 [よもやまばなし]

年賀(ブログ用).jpg

初春、初夢、初ブログ。

そうそう私の初夢はね、バスで遠足に行くんだけど私だけ行った先の

入場チケットがなくて、焦っている間に1日が終わる、という

さえない夢でした。今年はさえない1年になりそうです。



ところで、この図案を完成させてから、とあるインタビュー記事で

五郎丸選手が「ラグビーそのものでなく自分のポーズばかりが

注目されるのは本意ではない」とおっしゃっているのを読み、

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……と

心の中で力いっぱい詫びました( ̄д ̄)

はい、確かに、

1年後の年末に年賀状を整理した際、すっかり過去のネタとして

苦笑し、1年間を振り返っていただけたら、という思惑があったのは

事実でございます。

スポーツに限らず、物事をブームとして消費し尽くされては

当事者としては確かに歯がゆく苛立たしいものだよね。

す、すみません・・・・・初反省。



しかしまぁこの1年は特に、何度も歯がゆい思いをしました。

何にって、社会全体に漂う不寛容さに。

目の前の人間とならうまくやれるのに、国や人種、民族、宗教と

くくられた途端、あるいはネット越しで匿名性を得た途端、

そして立場やメンツが絡んだ途端、人の攻撃性が露見しちゃう。

人は人と繋がってこそ『生きる』ことができるんだけどね。

どうしたもんだろう。

・・・・・なんて、にょろキーのくせに真面目くさっとる。

新年早々調子がおかしい・・・・・へんな初夢のせいかしら?



そんなことをたまーーに考えながら、今年も私は子供達のもとへ、

その笑顔に会いに通います。

本と、明日を生きる彼らに伝えたいメッセージを、胸にあれこれ

携えてね。



気まぐれな更新になりますが、よろしかったら今年もまたお付き合い

下さいまし(^^♪


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同窓会 [よもやまばなし]

30年ぶりの高校同窓会に、先日行ってきました。

微力ながら実行委員として1年間準備に携わってきまして、

大成功のもと無事終わったことにほっとしています。

それにしても、みんな変わってなくてびっくり。

容姿もそうだけど、何よりしゃべり方が全然変わらない。

だから、話してるうちにふっと当時の自分に戻っちゃう。

あの日のみんなはまさしく高校生でした。

いろんなクラスメイトと話しているうちに、

セイシュンの断片がぽろぽろと、その当時の気分と共に

よみがえってきましたよ。




高校入学してすぐ、席が近かった友人Kとは意気投合して

唯一無二の親友となり、部活動も一緒、2年でもクラスが一緒。

部活がない日は自転車通の彼女の後ろに二人乗りして、家まで

遊びに行ったりね。途中自転車がコケて二人で大爆笑したりね。

勇気を出して(?)休日には原宿やら銀座やら繰り出してみたりね。

手紙もよく交換しました。かわいい便箋にびっしり書いて、

封筒は使わずにかわいく折って折り端を中に収めるのが当時の

ハヤリ。もっぱら話題はコイバナだったねぇ。

彼女とのそんなやりとりを通して、心の中にある輪郭のあいまいな

ものを、言葉を尽くして表現するということを、夢中になって

やっていました。あの体験が今、こんな風につらつらブログに書き綴る

自分につながってることは確かだな。

そんな、人生で初めて出来た親友との時間が、その頃の私の全てと

言ってもいいくらいでしたよ。




それが少しずつ変わってきたのは2年の中頃からだったでしょうか。

彼女は面倒見の良さから友達の相談に乗ってあげることも多く、

友達関係を広げていって、さらに彼氏とは学校でも有名な熱愛ぶりで、

私は取り残されていくような気がしてしまったのね。

後から考えれば彼女は何も悪くないし、ただただ自分が未熟だった

だけなんだけど・・・・・10代の頃の、よくある葛藤だね。

後に知ったことなんだけど、

彼女は私との友情を前提に、その時々でケアの必要な人に

寄り添ってあげていたのね。私と違って大人だったんです。

卒業してからも何度かは会ったけど、次第に離れてしまった。

大切に思えばこそ疑心暗鬼にもなったりして、当時の私は自分に

自信がなく、そんな自分を持て余してさえいたんです。




彼女が同窓会に来ると知り、そんなほろ苦い記憶が鮮明に

よみがえるとともに、会いたくてたまらなくなりました。

そして当日、彼女は私を見つけるなりボロボロ泣き出してね、

二人でひとしきり泣きました。

いろんなことを話し、ああやっぱり彼女は私の人生の親友だったと、

胸の奥がじんわり温かくなりました。




そして彼女を含め、高校時代は部活一色だったので、懐かしい仲間達と

夜まで盛り上がり、別れるのが惜しくなるほどでしたが大丈夫!

文明の利器LINEで、再び繋がりました。

まあお互いいい大人だからね、LINEの引き際?には気を遣い

ながら、ほどよく楽しんでおります。

同窓会ってこんな気持ちになるのか・・・・・

あの頃確かに自分達はあの場所に一緒にいたんだ、と思うと

それだけで心強く、また明日も頑張ろうと思えます。

        001.jpg

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002.jpg

その同窓会に来ていく服に合わせて、アクセサリーを

作りました。



 

004.jpg

シルバーのワイヤーに天然石ビーズ(ペリドット)を通して

かぎ針で編む編む、ひたすらくさり編み。




003.jpg

けっこうカンタンですっ♪


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馬注意 [よもやまばなし]

はぁー、涼しくなってきましたね。

夏眠ってあるのかしらね?どうも暑いと活動レベルが下がるね。

自分はそういう生き物で、だからもうしょうがないって

最近思うね、都合よく。



日々の暮らしの中で、たまに「ほー、そう来たか」って思うこと、

ありませんか?

先日カタログギフトで発注した商品が来たんですけどね、

001.jpg

品名にく、ってすごくない?

もうこれ以上の書き方が考えられません。



そうかと思えば、ある関係でいただいたマグカップなんですが、

002.jpg

思い切ったデザインでね、よーく見たらちーーっちゃな字で

馬の部分は装飾であり持ち手ではありません、ここを持たないで

下さい、って注意書きがされていました。

いやぁ眼鏡があったから気づいてよかったよぉ~、って話じゃなく、

この馬の存在意義を脅かす事態に夫ともども驚愕。



そうだとすると、せいぜい

003.jpg あみねこの遊び道具か

004.jpg 馬之湯か

005.jpg 狛犬ならぬ狛馬か。

これを選んでくれた人もなかなか思い切りましたね。



***************************



ところで、春先から実は「手湿疹」に悩まされています。

とにかく手の皮膚がボロボロになっちゃうもんで、薬を塗ったり

刺激から守るためにバスの運転手さんみたいな手袋が手放せず、

編み物も縫い物もろくに出来ないのがつらい日々。

最近はようやく良くなってきたので、久しぶりに手を動かして

みました。

001.jpg

必要に駆られてアクリルたわし。ときどきまとめて作ります。



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糸を混ぜるのは最近のマイブームなのだ。



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これも地味ぃ~に混ぜてありますよ。



それからね、夏休みの宿題も仕上げました。

町図書館でのおはなし会『おはなしひろば』用の幕作り。

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有りあわせの生地で用意した幕があんまり地味すぎるので、



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文字を入れてカワイくすることにしました。



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ミシンワークも久しぶり。気分あがるね。こうでなきゃ!



出来上がったのがこちら。

005.jpg

次回のおはなし会でデビューです。



そのおはなし会に向けた、学生ボランティアさん対象の

読み聞かせ講習会と発表会を、夏休み中に開催しましたよ。

006.jpg

今年度は15名の学生たちが仲間入りしました。みんなとても

前向きに頑張ってくれています。若い力ってやっぱりすごいね。

おばさんたちも頑張らなきゃいけませんなぁ。

でも、いつか追いつき追い抜いていってくれることも

本望だったりいたします・・・・・。




 



 


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ヘルメットは被らないタイプの隊員 [よもやまばなし]





ある朝夫に『今日は私、隊員になるんだよっ』と言ったところ、

『え?あぁ、あのヘルメット被ってバイクとか乗って・・・・・

あの、ウルトラ警備隊みたいなやつだろ?』

という期待通りの答えが返ってきました。

ふっふっふっ。

行ってきまーす。

.

講談社全国訪問おはなし隊、というのがありまして、

この3月は栃木県内をピンクのキャラバンカーが回っています。

その際隊長さんと一緒に活動する地域ボランティア=隊員に、

今回初めて応募してみました。

私の担当は2回、某保育園と某小学校です。

今回はそのレポートね。写真は小学校での様子です。

当日は開始1時間前に現地集合。結構緊張します・・・。

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おはなし会会場を設営したところ。ここで30分のおはなし会を

2回開き、同時に屋外に設置した絵本バスでは自由閲覧を行います。

子供達は半数がおはなし会、半数がバスで、入れ替え制です。

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この日は体育館出入り口にバスを停め、カーペットを敷いて

子供達は靴下のまま自由に行き来して絵本を楽しんでいました。

バスの中はこんな感じ。

002.jpg

いいねぇ。夢があるよね♪

.

そしておはなし会はこんな感じでした。

005.jpg

004.jpg

隊長さんが絵本や紙芝居を読んでいるところ。

隊員は15分を与えられ、基本3冊(絵本のみ)を読みます。

普段、小学校の読み聞かせだと15分でせいぜい2冊なので、

3冊ってけっこう難しい・・・・・。

今回私が選んだのはこちらです。まずは保育園用。

はさみみうさぎ

はさみみうさぎ

  • 作者: ママダ ミネコ
  • 出版社/メーカー: 新風舎
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 大型本

しっぽのきらいなネコ (日本傑作絵本シリーズ)

しっぽのきらいなネコ (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 南部 和也
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2005/04/30
  • メディア: 単行本

はらぺこヘビくん (みやにしたつやのえほん)

はらぺこヘビくん (みやにしたつやのえほん)

  • 作者: みやにし たつや
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2006/05
  • メディア: 単行本

次の2冊は保育園、小学校向き。

おてらのつねこさん わらべうたの「おてらのつねこさん」より (日本傑作絵本シリーズ)

おてらのつねこさん わらべうたの「おてらのつねこさん」より (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: やぎゅう げんいちろう
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2013/03/06
  • メディア: 単行本

ちいさなきのねがい

ちいさなきのねがい

  • 作者: エリック バテュ
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 単行本

こちらは小学校で使いました。
はやくねてよ (えほん・ハートランド)

はやくねてよ (えほん・ハートランド)

  • 作者: あきやま ただし
  • 出版社/メーカー: 岩崎書店
  • 発売日: 1994/09
  • メディア: 大型本

中を そうぞうしてみよ (かがくのとも絵本)

中を そうぞうしてみよ (かがくのとも絵本)

  • 作者: 佐藤 雅彦
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2012/03/07
  • メディア: 単行本

うがいライオン (チューリップえほんシリーズ)

うがいライオン (チューリップえほんシリーズ)

  • 作者: ねじめ 正一
  • 出版社/メーカー: 鈴木出版
  • 発売日: 2010/07
  • メディア: 大型本

おはなし会最後には、本を全部並べて「どれが面白かったかな?」

子供達の好みがばらけるのが、毎回感心してしまうところ。

いろんな子に、いろんな本を届けないとなぁと、改めて

思いました。

初めて出会う子供達が、親しみの視線を向けてくれる幸せ。

とてもいい体験でした。また2年後、挑戦してみよう。

.

ところで、行った小学校のすぐ近くに懐かしい場所がありました。

もうずいぶん昔、幼い息子を連れて何となく行ってみた、

なんてことのない公園です。

特徴のある大きな建物を目にしたとたん、時間が一気に遡って

雨交じりだったあの日の景色とか、つないだ小さな手とか、

何をするでもなくただお散歩しただけの普通の1日の記憶が

鮮やかによみがえって、ちょっと泣きそうになりました。

夜、いつものようにソファーでごろっとテレビを見ている

でっかい息子をまじまじと見、あれがこんなになるとは・・・

と、またしみじみ思ったりして。(^^;)

私の親も、そんな風に時間を行ったり来たりしながら

歳を重ねていったのかなぁ。

あの頃は生意気でした、すみません、お母さん・・・。



 



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あけましておめでとうヒヒーン [よもやまばなし]

2014年賀(ブログ用).jpg

月日の巡る速さに驚きつづけながら、また新しい年を迎えました。

 

年末年始の気忙しさからようやく解放されたところで初更新♪

そして、書いた記事を保存しようとしたらエラーで全部消えて、初イラッ#

まぁまぁ、どぅどぅどぅ。

 

 

皆様にとりまして、今年も充実した素晴らしい一年でありますように。

そして、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 


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ドナドナ [よもやまばなし]

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日がな一日、心のままに過ごす我が家のあみねこたち。

今日は『顔のぼり』に夢中。

毎日ゴロゴロしてるのも、きっと飽きるのでしょう。

.

.

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さてさて、激しくご無沙汰しておりましたので、何からお話し

いたしましょうか・・・・・(^^;)

.

002.JPG

もうかれこれ8年以上乗っている我が家の車。

いよいよガタガタになってきましてね、買い替えることにしました。

.

鉄道のない町に住むとはどういうことか、恐らくピンと来ない

方のほうが多いでしょうねぇ。( ̄▽ ̄;)

とっっっにかく車がないと話になりません。だから1人1台は当たり前。

どこへ行くにも車が前提です。

たこぽんが3歳の頃、それまで乗っていた車が、とあるお店駐車場で

突然動かなくなり、JAFを呼んだことがありました。

幼いたこぽんは、保育所に行くのに毎日乗っていた車が、突然知らない

おぢさんに連れていかれるのを目の当たりにし、号泣しました(^▽^;)

あの時は全く、♪ドナドナド~ナ、ドーナ・・・♪ な気分でした。

その後買い替えたのが、↑の車。

『みじゅいろのくるま』と息子が呼んでいたこの車は、その後の彼の

成長の日々に深く寄り添いながら、8年間を過ごしてきました。

その間たこぽんはと言えば、チャイルドシートからジュニアシートになり、

やがて堂々助手席なんぞに座るようになったかと思えば、

今や偉そうに後部座席がお約束に。 

サッカーを始めてからは練習の送り迎え、週末の試合と本当にいろんな所

出かけました。その時々に見せる表情や、達成感・挫折など、サッカーを

通して成長する彼の姿を、いつもルームミラー越しに眺めながら。

001.JPG

6速MTでね、すっごく運転の楽しい車でした。マニュアル車が好きなん

ですけど、もう今や絶滅危惧種でして、次は残念ながらATになります。

そして、今週末この車は引き取られていくことになりました。

ドナドナド~ナ・・・・・あぁぁ。思い出を胸に、まもなくお別れです。

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こちらはレッズ戦を熱く・・・・・いや、だらら~んと観戦中のペトロにゃッチ。

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ここ最近作ったものです。

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息子の小学校の卒業式に着けたコサージュ。

021.JPG

レース編みです。平たい編地に立体感を持たせたかったので、

テクノロートを周囲に編み込み、波打つように仕立てました。

オーガンジーをねじりながら縫い縮め、土台にしています。

ちょっと歳の割に甘口すぎたか・・・・・(==;)

019.JPG ←テクノロート

.

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それと、久しぶりにあみねこも。(^^)

001.JPG

                        『もうすぐ生まれるのニャー・・・・・』

         わっっ! 002.JPG

                       あんたたち、いつから見てたの。

.

003.JPG にゃ♪ いたいた。

ねぇ、名前なんて言うの? 004.JPG

005.JPG 名前はないのニャ。

                             もうすぐもらわれるから・・・・・

そ、そうなのニャ?

.

006.JPG

ああ、新しい感触・・・・・うらやましいのニャー。

もうちょっと、いっしょにいてもいい?

.

.

007.JPG

にゃっ!いたのニャ!

だけど・・・・・

この前かあにゃんが、違う色のやつも編んでた気がするんだけどな・・・。

     ぜったい見たのニャ・・・・・。 008.JPG

たしか・・・ ぼくと同じくらいの、こんくらいので・・・・・

009.JPG

灰色っぽいやつだったのにゃー。

.

いやぁ、実はその子、写真撮り忘れたまま、貰われていって

しまったの。はははっ=3

.

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息子は中学生になり、サッカー部に入ってなかなか楽しそうに毎日やっている

ようです。

とはいえ小学生時代と違って毎日練習がある上、朝練も始まって、このところ連日

クタクタな様子。スパイクシューズもその分スゴイことになってまして・・・( ̄▽ ̄;)

.

ある日帰宅して、自分でも気にしてシューズにファブ〇ーズをシュッシュッしたよう

なのです。(本人曰く『=ファブる』)

そこへ夫が帰宅して・・・・・

何やら大騒ぎしながら、血相を変えてリビングに転がり込むや、

「玄関が・・・・・致死量超えてる!!

と訴えました。( ̄▽ ̄:)

なんでも靴の臭いとファブ〇ーズの組み合わせは凶暴な臭いになるらしい。

皆さまもお気を付けあそばせ♪

.

そういえば今朝、夫が起き抜けに

「塩辛にお湯をかけたら、塩辛がぴちぴちぴちぴちそこらじゅう泳ぎ出して、

やっと1匹捕まえた、ところで目が覚めた」

と言っていたっけな。

いや、取るに足らないおまけの話ですがね。 ( ̄▽ ̄;)

. 


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ボランティアづくし [よもやまばなし]

こんにちは。

キンモクセイの香りにうっかり鼻全開のにょろキーでございます( ̄∞ ̄)

やっと気持ちのいい季節になってきましたね。

.

おとといの日曜日は十五夜。

この辺りでは、十五夜と十三夜に『ぼうじぼ』という行事があります。

001.JPG

子供達が家々を回り、↑わらで作ったぼうじぼという物で地面を叩いて

何やら歌い、お金をもらうというもの。

どうやら、ぼうじぼ=わら鉄砲なんだって。

で、その歌というのはこんなふう。

『ぼうじぼあたれ、三角四角にそばあたれ・・・・・』

意味分からないよね。

実は『三角畑にソバ当たれ』がもともとの言い回しだったりするようです。

つまり、三角畑のような狭い土地でも、ソバが豊作でありますように、という

豊作祈願の歌だったのでした。

ま、子供達はもっぱらお金稼ぎが目的のようですけど。( ̄▽ ̄;)

しかし、今回は台風が迫る中での強行実施となりました。

後でいろんな地区の友人に聞くと、やはりどこも大雨の中やったようです。

にょろキーの地区でも、さすがに子供だけでは危険なので大人がついて回り、

予定より1時間早めて何とか風雨が本格的になる前に終わらせました。

伝統行事というのは、ときに融通が利かないといいますかね・・・・・

ま、事故がなくてよかった。

.

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.

たこぽんの夏休みが終わると同時に、読み聞かせやPTAのお仕事(広報部)

どいろいろ始まり、私自身も慌ただしくなってきました。

特にここ1週間はボランティアだらけ。

ブックスタート、これは赤ちゃんのいる家庭に絵本を配布する自治体の事業

なのですが、そのお手伝いで赤ちゃんへの読み聞かせボランティアをしています。

それが先週の水曜日。

木曜日は小学校での朝の読み聞かせと、ミシン指導ボランティア。

金曜日は中学校での読み聞かせと、ミシン指導ボランティア。

ミシン指導は、学校支援ボランティアの中でもメジャーな存在なので、

今は多くの学校で行われているようですが、5年生から始まる家庭科での

ミシンを使った授業のサポートをします。

今回は両日とも5年生のミシン初めてさん達で

                 ・・・・・すっごく疲れました。( ̄ε ̄;)

.

小学校の読み聞かせでは、今回4年生達にこれを読みました。

おじいちゃんがおばけになったわけ

おじいちゃんがおばけになったわけ

  • 作者: キム・フォップス オーカソン
  • 出版社/メーカー: あすなろ書房
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本

この本、以前ご紹介した気がしますねぇ。

人生の終わりに大切な人にこんな風に想いを伝えられたらいいなぁ、などと

考えさせられる、ちょっとしんみりするお話。

お彼岸明けということで、たまにはこんなのもいいかと。

.

そして中学1年生にはこの本。

おとうさんの木

おとうさんの木

  • 作者: 最上 一平
  • 出版社/メーカー: 教育画劇
  • 発売日: 2003/08
  • メディア: 大型本

うまい言葉が見つからないのですが、いろんな年代の人に読んで

もらいたい気がします。

最上一平さんの物語はどこかノスタルジックで、とても惹かれます。 

話は元に戻りますが、これも立派なボランティアですよ、PTA活動。

金曜日のミシン指導が終わった後、その日の夜の広報会議のための資料作り。

年2回発行するPTA広報紙の、1回目の編集作業が山場を迎えております。

会議では仮印刷のチェックや修正、追加する写真の選定などを行いました。

明日はその内容を印刷会社の方と打ち合わせる予定。

もうちょっとだわ~。

広報紙作りなんて全くの素人だけど、やってみるとなかなか面白いです。

そして昨日は昨日で宇都宮で行われた研修会に出向き、

学校支援ボランティアのコーディネーターの方達の事例発表を聞いてきました。

これもまた興味深い内容で、一緒に行ったおはなし会仲間とあれやこれや

語り合いつつ帰ってきました。

.

まぁ真面目っぽくなっちゃいましたけどね、ボランティア活動をするようになって

から、気がつくとそのおかげで信頼のおける友達が増え、やりがいが出来、

私自身の世界がすごく広がってきました。

何よりストレス発散になるしね。(^^;)

たくさんの人にそんな思いを味わってもらえたらなぁ・・・とか、

ボランティアで思いやりの輪が広がっていったらいいなぁ・・・

なんて、願っております。



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がたぴしドライブ [よもやまばなし]

先週末の事ですが、

息子のサッカーの試合がちょっと遠い所であり、

高速使えば40分、場所は地図でだいたい確認し、あとはナビで何とかなるだろうと

準備もそこそこに前日は寝ました。

翌朝、首尾よく身支度を済ませ、荷物を車に積み、さてエンジンをかけてみると

・・・・・かからないのですよ。何度やってもかからない。( ̄ロ ̄;;)これは大変!!

急きょ仕事用のヨレヨレの軽自動車を借りることにし、チームの荷物やら個人の

持ち物やらを大急ぎで移し替え、15分遅れで出発しました。

走り出してよくよく考えると、この車にはETCもナビもないのですよ。

つまり、一番近いETC専用の高速入口は使えないので、その先のインターまで

行く羽目になりました。

おまけにヨレヨレなので、走っているとがたぴし言って、そもそも高速道路走れ

るの?!というくらい。こりゃ遅刻間違いなしだよ。

ま、しょうがない。メール入れとこう。(・・・・・ってダメだよねぇ、運転中)

不測の事態にめっぽう弱いたこぽんは、試合を前にかなり気分が萎えてしまった

様子。「ア、安全運転で・・・・・」と小声で私に注文をつけました。

「だーーーいじょうぶだよ。ちょっとくらいアクシデントあった方がアドレナリン出るぞ」

と、私ももっともらしいような、そうでもないような励ましをしてみるが、どうなんだ?

そうこうしているうちにやっと高速入口到着。ここで気を抜いてはいけない。

『ETC』じゃないゲートに進入し、『電動』じゃない窓をくるくるくる!

暑いね。エアコンつけようか・・・・・ってどれいじるんだっけ??

全『手動』の操作パネルに目が点、な息子。

ラジオでもつけるか・・・・・ん? ラジオってあるのかな?・・・ま、いっか。

・・・・・あまりのローテクぶりに、だんだん楽しくなってきました。

がたぴしが怖くて90キロがやっとだけど、ま、たまにはこういうのもアリだね。

たこぽん、もうすぐ出口だから、お金用意しといてね~。

結局集合時間ぎりぎりに、がたぴし到着。

「『ちょっとしたアクシデント』って何?!」とみんなにメールの内容を聞かれ、

珍道中を話してみんなに笑ってもらって妙にスッキリしました(^▽^?)

.

そしたら、後から合流する予定だった夫が、

「エンジン普通にかかったけど?!」と例の車で現れたので、

私も目が点になりました。(・ ・;)

結局なんだったんだろう・・・・・・

.

ちなみにその日、たこぽんはいつもよりいいプレーが出来て、満足して帰りました。

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話は変わりまして、先日夫が仕事で東京方面に行きまして、

東京駅みやげを買ってきてくれました(^^;)

001.JPG

これ、知ってますか?

.

バムとケロのおかいもの

バムとケロのおかいもの

  • 作者: 島田 ゆか
  • 出版社/メーカー: 文溪堂
  • 発売日: 1999/02
  • メディア: 大型本

『バムとケロ』シリーズ、読み聞かせ向きではないので今までご紹介しません

でしたが、絵の隅々までじっくり見たい、とっても楽しく味わい深いお話です。

私だけでなく、夫もかなりのバムケロ好きで・・・・・( ̄▽ ̄;)

東京駅でバムちゃんマグカップを見つけて思わず買ってしまったのでした。

てっきり私へのお土産だと思って毎朝使っていたところ、

073.JPG

どうやらあれは自分用だったことが後に判明・・・・・( ̄ロ ̄;)

しぶしぶ返す(どういう夫婦?!)と、

後日また東京駅で・・・・・

011.JPG

今度はたこぽん用に、ケロちゃんバージョンも買ってきてくれました。

.

ついでに

013.JPG

『かえるもようのパンケーキ』もようのハンドタオルもね。

詳しくは絵本でどーぞ♪

                                             くか~~ 

            ・・・やっぱりきみたちか。 014.JPG 

.

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4月から、朗読の勉強をしようとある学校に通い始めました。

週1回ですが、楽しくやっております。

今の所はまだ基礎のところですけどね。

そして、息子の小学校では今年度、PTA広報部長のお仕事をやらされやらせて

いただいて( ̄▽ ̄;)おっっ・・・おりまする。

今月は県内の広報紙担当者向けの講習会に参加して、広報のイロハを学んで

きました。

また、企画会議、原稿依頼、打ち合わせなどやることもいっぱいなら頭もいっぱい。 

さらに、『びいどろや』のおはなし会活動。

これこそ私自身の屋台骨活動なので、いっさい妥協はなし。

6月は保育園3ヶ所でおはなし会をしてきました。

そんな訳で、今月はいろいろ重なって超ハードでございました。

おはなし会のことはまた後日ということで♪

.


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今年もよろしくお願いします♪ [よもやまばなし]

2012年賀(ブログ用).jpg

早いもので、もう1月も半分経っていますねっっ(@@;)

今年もこのずぼら更新ブログをよろしくお願いいたします。

 

たこぽんの絵で年賀状出せるのも、せいぜい来年くらいまでかなぁ・・・・・

今回のもかなり“しぶしぶ”やっつけ仕事でしたからね。

年賀状印刷のチラシからパクりつつ、長い胴体が面倒で、ぱぱっと短くしたらしく、

唐突にしっぽが訪れるというデザインになっております( ̄▽ ̄;)

こんな親子ですが、今年もどうぞよろしくお願いします。

 

************************************

 

ある方から初詣のおみやげをいただきました。

016.JPG 七福神縁起あめ、だって♪

どういう飴なんだろう??と開けてみたら、

 

018.jpg 金太郎飴式でした♪

 

ちょっと判別しにくいので、絵の配置通りに並べてみました。

014.JPG015.JPG

外側の色だけが決め手な神様もいました(^▽^;)

ところで、七福神なのになんで8個?・・・・・と思ってよく見たら、

017.JPG 1個は宝船でした(@o@)=3

ばちが当たりそうでなめられない気もします。

 

***********************************

 

前記事へのコメント、ありがとうございました。

母はおかげさまで無事退院し、自宅でお正月を過ごすことが出来ました。

私自身も、母の見舞いに伴い周りのいろいろな方にご迷惑をかけたり、

厚意に甘えたり、また励ましてもらったりしました。

人と繋がっていることの大切さを、こんなに強く感じたことはありません。

そして、生きていることこそが素晴らしいんだと、つくづく思いました。

 

とはいえ・・・・・日常に目を向けると、つい息子に小言ばかり

言ってしまうのだけどね。へへへ・・・・・

 

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我が家から見えるある日の景色。雪がすぐそこまで迫っていますっっ

そして翌朝はこう↓

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積もってるかなぁ・・・とドキドキして起きると、この辺りはセーフだったりします。 

この冬は、寒い割にまだ一度もドカッと降っていません。

皆さまも風邪などひかれませんように!

 


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母のこと [よもやまばなし]

3か月ほどブログをサボってしまいました。

遊びに来て下さる皆さまには本当に申し訳ありません。

PCはちょっと時間がかかりましたが、無事元気になって戻ってきました。

ブログもちゃんとログインできました(A ̄▽ ̄;)

 

3か月の間のことをいろいろお話ししたいのですが、

今日はまず、母のことを。

 

*************************************

 

実家にはここ最近、お歳暮の代わりにクリスマスプレゼントを贈っています。

母の好きなリサとガスパールの翌年のカレンダーや、スヌーピーのシールは

毎年必ず。   ・・・・・母ってそういうちょっと変わった中高年なのです(^^;)

その他にはいつも何か手作りの物を1つと、亡くなった愛犬へのお供え用ドッグフード、

お菓子などを詰めて贈っています。

今年は何を作ろうかと、本屋さんで本を買いました。

旬の手編み スヌード・ケープ・ポンチョ (レディブティックシリーズno.3271)

旬の手編み スヌード・ケープ・ポンチョ (レディブティックシリーズno.3271)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ブティック社
  • 発売日: 2011/09/03
  • メディア: ムック

 

スヌーピーが好きならスヌードも好きだろということで( ̄▽ ̄?)

作る物を決めて、毛糸を買いに行こうと思っていた矢先のことでした。

真夜中の父からの電話で、

母が心筋梗塞で病院に運ばれ、処置を受けていると言われたのは。

 

頭の中が真っ白になりました。

たまたま次の日からたこぽんは2泊3日の宿泊学習だったので、

朝、息子を送り出し、私は急いで荷物をまとめ実家へ向かいました。

集中治療室の中なので、面会出来るのは午後のわずかな時間だけ。

顔を見るまではとにかく居ても立ってもいられなくてね。

でも、その日の午後は割と落ち着いた状態で、

いくつもの管に繋がれながらも普通に会話が出来ました。

しかしその翌日の朝、病院から呼び出しがあり、父と慌てて向かいました。

再び痛みが起きたため、再処置を行うための同意書にサインするためでした。

その翌日には輸血が必要になり、また同意書を書きに朝から病院へ。

院内のコーヒーショップでひと息つくと、急にいろいろなことが頭をよぎりました。

父の話では、ここ1ヶ月ほど調子が悪かったというのです。

その頃私にくれたメールには、「正月にはおいでね」って。

いつもちゃんと正月には行ってるのに、あらためて何だろとその時は思いましたが。

実家で過ごしていると、家の隅々にまで染みついている母の気配に

胸が絞めつけられます。 

母が着ていた服を洗濯してたたみ、母の使っているカップでコーヒーを飲み、

食器棚や鍋や、母が使っていたものを1つ1つ手にするたび、

もうここに母は戻ってこないのかも、と思ったり、

母の笑顔やしぐさを、もう見られないのかと弱気になったり。

 

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実家にあったうがい薬・・・の加工品?

「たつ子」・・・・・( ̄▽ ̄;)メスなんだね。母らしいわ、全く。

 

母はなかなかチャレンジャーな人で、新しいことをいろいろやってみる人です。

最近はギター教室に通って頑張っていました。

いい年してよくいろいろ挑戦出来るねと私が言うと、

母は、人生の夕暮れ時を必死に遊んでる気分だと言っていました。

そんな母がいとおしく思え、コーヒーを飲みながら涙が出ました。

 

そうだ、スヌードを編もう。

ふと思い出し、病院近くの手芸ショップで毛糸を急いで買ってきました。

かぎ針編みはもともと母がしていたのです。

昔は、かぎ針編みって何となく野暮ったい気がして、棒針編みをせっせと

やっていたけど、今ではかぎ針編みがだんぜん好きです。

そういう所も母に近いのかな。

母のことを思いながら手を動かしていると、不思議と気持ちが穏やかに

なるのでした。

元気に退院して、これを着けて出かけて欲しい。祈るように編みました。

 

数日経ち、先生達の懸命な処置によって体の状態は安定してきました。

繋がれている管も点滴と尿管程度になり、少し希望が見えてきた頃、

今度は母がおかしな事を言うようになりました。

最初は「あんたの声がずっと聞こえてた」としきりに言い、

幻聴じゃない?なんて聞き流していたけど、

翌日になると「ここは宇都宮だ(実際は違うのに)」「私達はどうやって帰れば

いいの?」「看護師が自分を馬鹿にしたような質問をする」などと言うのです。

私が「お母さんはここにお泊りなんだよ」と言うと、途端に表情が曇りました。

まるで認知症のようです。

看護師に聞くと、集中治療室という特異な環境に長くいることで昼夜の区別が

つかなくなり、不眠もあいまって一時的に症状が出ているのでしょう、との

ことでした。本人的にもきっと、ずっと寝たままで体力が落ち、ベッドを起こして

座っている事さえできないとか、いろいろなことで自信をなくしてしまったことも

影響したかもしれません。

一時的であって欲しい、一般病棟に移ればすぐ治るはずと頭では考えても、

母のあの時の顔が頭から離れないのです。ショックでした。

病院の方ではさっそく翌日、満床だった一般病棟のベッドをどうにかして

空けて、母を移してくれました。その結果、いつもの母が戻ってきました。

その後はめきめきと回復し、ここのご飯はおいしいとか、研修医の先生が

おっかないんだとか、階段の上り降りが出来たとか・・・・・

見舞いに行く度に目に見えて良くなっていきました。

少し前までは考えられないことで、院内をパジャマ姿で歩く患者さんを見ては

「ああいう日が母には果たして来るんだろうか」と思ったりしていましたが、

昨日行った時には普通に歩いて笑って、父と口論さえしていました( ̄▽ ̄;)

 

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出来上がったスヌードは、さっそく母に渡しましたよ。

 

         着用イメージ⇒ 034.JPG

                            必要ない1ショットかとも思ったけど、一応使ってみました・・・・・(^^;)

 

母は本当に幸運でした。

明日退院します。今後は生活の中でいろいろな制約と向き合っていくことに

なりますが、チャレンジャーな人なので、きっとうまくやっていけると思います。

そして、父も本当によく頑張りました。

両親を見ていて、つくづく夫婦の縁の不思議を思いました。

母曰く『空気みたいな関係』。

使い古された表現ながら、これ以上しっくりくる言い方はないですね。

うち?

うちは、そうだな・・・・・『よどんだ空気』の関係。

 

                              事実を述べただけです。ひねりがないね・・・( ̄▽ ̄;)

 

 


タグ: 入院 家族
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